ディスクゴルフ(フライングディスクまたはフリスビー)は、今から60年ほど前、アメリカの工一ル大学の学生達が、パイ皿を投げて遊んだことがルーツとなっています。
現在は、プラスチック製皿状円盤のディスク(通称フリスビー)を投げ、バスケット型の専用ゴールに何回で投げ入れるかを競うゲームで、投数の少ないほど良いスコアとなります。
 コースは起伏や、障害物などある自然を利用するので、ただディスクを投げればよいというものではありません。各ホールの長さや方向、起伏に応じて、ディスクを遠くに飛ばす力や正確に投げるコント□一ルといった技術と、いかに障害物を避けてコースを取るかという戦術が要求されます。
 ゲームを楽しみながら山野を歩き自然の中で緑と森林浴を楽しむことができ、子どもから中高年を含めたファミリースポーツとして最適です。



@ 障害物などを考慮に入れながら、公園や丘陵地などの自然の地形を利用して、デイスクゴルフゴールを置いてコースを作ります。
A 専用のゴールがない場合は、公園の立木や電柱、ベンチやブランコなどをゴール代わりに見たてて、9ホールまたは18ホールのコースを設定し、それぞれにパーを決めてゲームをします。
B デイスクの平均距離は一般の人で30〜40m、1ホールの距離は50〜100m、2〜3投目で、ゴールに届く程度がよろしい。



@ フライングデイスク:プラスチック製の円盤

A マーカーデイスク:投げられたデイスクの位置をマークします。

B デイスクゴルフゴール(バスケット):デイスクが上部の鎖に当たると下のバスケットの中に落ちるようになっています。

C その他:筆記用具、スコアカード等



(1) 握り方
ディスクの表面に親指を置き、人指し指を側面のリム(ヘリ.カーブ)に沿ってあて、残りの指は裏側へ軽く包むように握ります。
(2) 投げ方
身体の位置は投げる方向に対して、45度位に構え、手首を充分に曲げ、ディスクを巻き込むようにテイクパックします。(腕は脇の方から前方に振り出す。ディスクは投げる瞬間に地面と水平に保ち、手首の力を効かせる。)あとは、勢いよくデスクを投げ出します。ディスクに水平回転をつける事に最も注意を払って下さい。



4人1組で行います。何組でも回れます。
@ 第1ホールはジャンケンかトスによって投げる順番を決めます。

ティースロー(第1投)を行います。
最初に投げる人をオナーと陣びます。
A 第2投目以降は、投数に関係なく、ゴールから最も遠く離れている競技者の順に投げます。


投げる場合はディスクを拾い上げる前に、マーカーディスクを置き、マーカーデイスクより前に踏み出さないようにしてディスクを投げます。
ゲームを簡単にする場合はマークを省略する方法もあります。

全員ゴールしたら、第2ホールヘ移動します。
B 第2ホール以降のティースローの順番は、前ホールで最も投数の少なかった競技者から行います。
もし前のホールが同数なら、その前のホールの順番に従います。
C 各ホールが終わったら、

各自のスコアをスコアブックに記録します。
全ホールが終了したら(9ホール)、ホールをまわった合計スコァを計算し、最もスコア(投数)の少ない人が1位となります。
D 池、道などの危険地帯、手の届かない木の上などOB地域(コースの敷地外及びコース内でもプレーを禁じている区域)に入った場合

1投プラスして、OB地域に入った地点に戻り、そこから投げる。



・ディスクを投げる選手に対し気を散らせるような行動や騒音を立ててはいけません。
・デイスクの飛行経路及び落下地点が他の選手の邪魔にならないように確認してディスクを投げます。



(1) デイスクが地面と水平に飛ぶように投げます。
・2人1組になり、2〜3mくらいの距離で向かい合い、手首のスナップを効かせ、水平に飛ぶように練習します。
(2) カーブとシュートを投げます。
・水平に投げるには、特にシュートの練習が効果的です。
(3) 遠くに投げます。
・手首のスナップを充分に利かせ、水平に投げるようにすれば、遠くへ飛ばすことが出来ます。
(4) バッティングを練習します。
・専用ゴールに向かって、短い距離からゴールの中心を狙ってバッティング練習を繰り返します。
(5) 風向きを利用し投げます。
・左から風が吹いているときは、シュートスローを投げれば、水平に飛んでいきます。
・向かい風のときは、低いスロー、追い風のときは思い切りよく投げます。




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