関西水彩画講習会   
17年8月27日

私が入っている絵のクラブ、マルディの先輩に「今年は長浜で水彩画講習会があるので参加をしたら」と、背中を押され申し込みました。

関西水彩画主催で、長浜ロイヤルホテルで、8月27日~29日迄、2泊3日の泊りがけで行って来ました。

1日目:早朝スケッチ(ヨットハーバー、長浜城)自由参加。

11時受付。

12時~13時 T先生のミニギャラリートーク。(沢山先生が居たので頭文字だけで失礼します)

13時:開校式 写生の基本ガイダンス、記念撮影

14時:写生

19時:作品の講評会・・・パネルディスカッション 
 
早朝スケッチに参加しようと家を6時に出て、高速でナビを頼りに7時にホテルへ着き、近くがヨットハーバーだとわかり車を置き、スケッチに行こうとしたら・・・ムムム・・・運転席の窓が閉まらない・・・こりゃ困ったとジャフを呼んでも閉まらないので、窓を持ち上げてくれ閉まった。

「すり減っているので交換しないと」というので、「いくらですか」「ホンダの車の会社へ持って行っても万はこえるでしょう」ヒイェ~ッ・・・

しばらくは運転台の窓は開けないことにし、大急ぎで写生をしに。

何人かはもう描いていた。

私も描いていると11時になりそうなので、受付の所へ行くと、前に先輩と3度関西水彩画展の講評を聞きに行ったとき、講評をしていた先生がいてビックリ。

12時からミニギャラリートークでは、T先生の絵が10枚ぐらい並べてあり、「段に上がって見てください」と言われ、優しい色遣いにため息が出ました。

T先生が住んでいる町は、服部 良一氏が、大阪の省線から京都へ着くまで摂連山の山並みを見て曲想が沸きかの有名な「青い山脈」が生まれたそうで、絵に残したいと描いたのを新聞で4年半連載していたとの事でした。
 
開校式でしおりに目を通すと、講師や事務局が20名、講習会参加者が124名で、滋賀県から14名、大阪、兵庫、奈良、三重からと沢山参加しビックリ。

記念写真を撮り、初心者コースがあるというので、初心者コースを希望。

初心者コースのT先生にノウハウを聞きヨットハーバーで写生

先生が回ってきて、「貴女は何を描きたいのですか」というので「この船です」というと「それならド~ンと描いたらいいですよ」とアドバイスをしてくれました。

また、別の先生が回ってきて、筆を洗っているのを見て「大きな筆洗いは・・・」「いえ、これだけです」「貴女は大事な絵を泥水のようなもので描くのですか」ヒエ~ッ・・・

言われてみたらそうだ、昔弁当を買ったときのお茶入れだった。周りを見ると皆、大きなバケツを用意していた。

遠くから来てるのに、大きなバケツ・・・恥ずかしい・・・

また、別な先生が来て、「平筆はありますか」「はい」と出すと、「小さい、大きな平筆は・・・」ないと答えると近くに居た方から大きな平筆を借り直してくれ、「色が足りない、チューブで足して」「チューブは持ってきてません」というと「これから持ってくるように」あたりを見回すと、皆チューブを持って来ておりこれまたビックリ。

食後、クジのグループで描いた絵を出し、講評が始まりました。

大きくとらえたのが良いと褒めてくれたが、先生の手が入っていたので、何もかもが、目からうろこで、ビックリの1日でした。
2日目:朝からヨットハ-バ―で続きの絵を描く。

9時~5時:写生。初心者組は大通寺へ、着いたら同じ部屋の方や、沢山いました。

暑かったので、門の下が影になっていたので、門と奥を描いていると先生が回ってきて、「もっとド~ンと描いた方が良いよ」と、アドバイスがあり、門を太く描きました。

奥の木の影と思い、コチョコチョ描いていると別の先生が回ってきて「影を小細工をしないで大きくとらえなさいと」

19時:作品の講評会で、2日間描いたうちで良い方を提出。

前の日は船を出したので、この日に描いた門柱を出し講評をいただく。

ミニギャラリートークでは、女性のT先生の絵手紙。

ハガキに描くのだが、机にミョウガや、トマト、ピーマン、エノキなどを置き、好きな物を描き、言葉も入れる・・・ウ~ン難しい・・・だが、良い経験でした。

終わるとマスキングインクの使い方を学び、横を見ると、絵の具が・・・思わず買ってホッ。
 3日目:早朝スケッチ 自由参加・・・時間がないので1日目のヨットの続きを描く。

9時:写生

11時半:授賞式と受賞作品講評で、基本コース(初心者)5名、一般8名、会友10名、会員12名。

初級者コースで私の名前を呼ばれビックリ、賞状と嬉しいことに水彩絵の具を頂きました。

閉校式

12時半:懇親会では、80歳の殿方の歌が声量たっぷりで伸びやかな声で気持ちが良かったです。

滋賀県の方出てくださいと言われ、前へ出ると、江州音頭を大ベテランの80歳の女性が先頭で続いて踊り、机に座ってた方が一人、2人と参加し、会場全体で大きな輪になり踊り、気持ちの良い汗を流し、2泊3日の講習会は総て終わりました。

初めて参加し、各先生から教わったのは、描きたい物を大きくとらえる。丁寧にものを見る事。光と影。気持ちを表せる物。色の強さが同じにならない。構図で主役はどれか。筆洗いは大きなもので汚れたら即、新しい水で描く。大きな平筆を使う。パレットの色だけでは足りないので、チューブを持って行くなど、いろいろ教えて頂き、参加して本当に良かったです。

私に参加を進めてくれたF先輩、先生たち、同じ部屋の方、気持ちよく送り出してくれた家族、ありがとうございました。
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